野菜を全然食べてくれずに頭を悩ませているパパやママも多いはず。小さくしたり、下に隠してもいつも出してしまう。そんな野菜嫌いなこどもに、保育園でも使っている魔法のアイテムの1つを紹介します。

 

  離乳食のはじまりのときは、なんでもよく食べてくれていたのに、2歳近くになったら、あれはイヤ、これはイヤと好き嫌いが・・・。

 悩まないでいいですよ。まずはちゃんと成長していることに喜んでください。

味など関係なく、口元にスプーンが来たら飲み込んで食べていたところから、自分の意志で拒否をするということは、脳が発達してきた証拠。人には危険に対する防衛本能が身についています。食べたことのない味や危険な色、舌触りに違和感があると「べぇー」と出す。これはとてもとても大切なこと。

 特に幼児の時期は緑色した野菜の好き嫌いが目立ちますが、カビの色である緑は危険な色であることから、回避するようにできているため、拒否する子が多くいます。これを克服する魔法のアイテムは、野菜の栽培グッズ!

身近なところで簡単な野菜を育てながら、野菜をお友だちにしてしまうことをおススメします。栽培をしていると愛着が沸いてきます。野菜は敵ではなくて、お友だち・・・そんな環境を作ってあげると、あら不思議。自然と好き嫌いはなくなっていきます。緑が身近な場所にあることは、こどもだけでなく、疲れたパパとママを癒すことにも一役かってくれるはずです。

 園では栽培もしていますが、もっと簡単なこととして取り組んでいるのは、毎日給食の食材である野菜を育てることで、手の届くところに置いています。野菜の青臭い匂いに慣れるように・・・野菜が身近なものになるように・・・

 毎日の繰り返しの体験で、名前を覚えたり、身体を強くしてくれる栄養がいっぱい入っていることを知ったり・・・楽しみながらおいしく食べられるこどもたちへと育んでいます。そうなんです。けっして無理強いをさせないことが大切です。

  魔法のアイテムである野菜の栽培グッズをキッチンなど目の作るところにおいて、野菜と友だちになってもらいましょう。