頭がよくても、スポーツができても、いつもイライラしていたり、メソメソしていたりといった精神が不安定な状態の子は、なかなか伸びません。周りの人とうまくやっていくことで、さまざまな体験ができてさらに能力が伸びるので、心が豊かに育つように、3つのポイントをお教えします。
いつも楽しく食事ができる人は、人に恵まれた人生を歩めます。おいしそうにニコニコしながら食べてくれると、作ってあげてもおごってあげても気持ちのいいものですね。もちろん、一緒にいる相手まで幸せにします。
反対に無表情だったり、マナーが悪かったりする人は相手を不快にさせてしまうことも。
ポイント1 安心できる場所であること。
楽しい食卓の思い出は、愛されているとか、受け入れられているという信頼関係のもとで刻まれるもの。心から安心できる場所であることが条件になるため、外食時以外は食事の場所はいつも同じ場所でするようにしましょう。
ポイント2 楽しい空間づくりを心掛けましょう。
食事の時間が楽しく、幸せな時間であれば、幸せな思い出としてたくさんのことが脳にインプットされ、食事は楽しい時間だと記憶されます。すると食事をするときにはいつも心がとても穏やかになり、脳も活性化するので、会話も弾みます。
ポイント3 一緒に食べるようにしましょう。
みんなで楽しい食事をするのと反対に、一人で食べて育った人は、早食いであったり、食に関心がなかったり・・・ “人とペースが合わせられない”“みんなが話しながらゆっくり食事をしているのに、食べることだけに集中してしまう”といったように、周りの人を焦らせ、さらにはつまらなくしてしまう恐れがあります。
食事は習慣として身についているため、大人になると簡単には直りません。
だから、3つのポイントを上手に生かして、楽しい食卓の思い出をこどもの未来のためにたくさん作りましょう。