インテリアの工夫で、頭を賢く育てることも虫歯になりにくい環境も作れます。今回は毎日食事などで使用するイスやテーブルについてチェックするポイントや、それによる影響について詳しくご説明していきます。
イスの高さが合っていると、足もついて姿勢がよくなる。姿勢が悪くなると脳にいく酸素の量が減って、あくびばかりでて集中力がなくなります。
でも、反対に姿勢が良くなれば、噛む力も格段にアップするから、脳に流れる血液の量が10%も増えて、活性化します。
園でもたまに、異年齢で交流させるのですが、時間がなくてイスを年齢に関係なく出すと、こどもたちは足をぶらぶらさせたり、歩こうとしてしまいます。
こどもたちがおいしく食事を食べるために、さらには安全のためにもイスは合わせた方がいいですね。
テーブルが複数座れる大型タイプのものを使用している場合は、大きい子の高さに椅子とテーブルを合わせて、小さい子には、足置きやクッションを置いて調節するようにします。
イスの高さが合っていて、しっかり座れるようになると、噛むことができます。すると口の周りの筋肉が鍛えられるため、あごの発達を助けて表情豊かな子を育み、言葉の発音がきれいになります。
食べ物の形や温度、固さを感じることができて、味がよくわかるようになると味覚が発達します。
噛めるようになると、身体が活発になって力いっぱい遊びにも集中できます。
このようにたくさんの効果をもたらすため、イスの高さはこまめにチェックしてくださいね。