ベビーフードを選ぶときに注意したいのは、月齢で選ばずに、今食べさせているもの(保育園で食べさせているもの)と味や固さがあったものを選ぶようにしましょう。

また、何かの栄養素が過剰になったり、不足になったりしないように摂取するために、用意した献立をみて、足りない栄養を補うようにベビーフードを使用するとよいですね。

難しく考えず、野菜が足りないなとか、お肉が今日は少ないかな…といった感じで、気づいたものを補ってあげれば大丈夫です。

ベビーフードを実際にチェックしてみたところ、月齢平均より、やわらかめな印象がありました。

もし、普段食べているものよりやわらかいと感じたものは、肉や魚を食べるときのソースにしたり、スープに使用するなど別の料理にしましょう。

発達に合わせて、固さが合ったものを購入してください。それが表示されている年齢より、上でも下でも気にせずに、いつも食べている固さを見るようにしてください。

固さがあるものを食べることによって、歯のはえかたやあごの発達に影響し、言葉の発達までつながります。

あわせて注意したいことは、開封後の保存です。

食べ残しや作りおきは与えないようにしてください。乾燥品は、開封後の吸湿性が高いためその日に食べ切ることが大切です。瓶詰やレトル ト製品は、開封後はすぐに与えるか、多いと感じたら、与える前に別の器に移して冷凍又は冷蔵で保存してください。

まだこの時期は、腸管が未熟であり、お腹を壊してしまうので、注意しましょう。

あとは、添加物についてですが…

日本のベビーフードは、「日本ベビーフード協議会」の自主規格によって、基準がしっかり定められています。塩分量は12カ月までの商品は約0.5%以下、12~18カ月頃までの商品は約0.7%以下になるようにといったように細かく計算されて作られています。

その他に、食品添加物の使用も、豆腐のにがりや酸化防止のビタミンCなど、最小限にとどめ、使用できる添加物を限定しています。衛生管理、残留農薬、遺伝子組み換え食品、商品表示などについても管理されており、赤ちゃん用に製造された食品になっているため、ベビーフードは添加物の面でも安心です。

料理をしている暇がないときなどの強い味方になります。
ベビーフードもいいですが、野菜や薄い肉や魚をしゃぶしゃぶのようにだし汁で火を通しておき、子どもようには少し長めに火を通してそのままでだしの味で、大人はさまざまなタレをつけて楽しむといいですよ。

パパやママと同じ食べ物だと、うれしくてたくさん食べてくれます。

手間をかけずに、できるだけ一緒のメニューにして楽しんでみてくださいね!