子どもの自主性を育てる食環境はどんな場所だかご存知でしょうか?こども自身が「やろう!」と思うチカラを育むには、それなりの環境が必要なのです。今回は自ら「これをやろう」とチャレンジできるこどもを育む自主性が育つ環境づくりについてお話しします。
食の時間だけでなく、子育て全般に言えることですが、やる気や意欲を育てるには、時間が必要です。
朝の忙しい時に、ゆっくり食事をしていると、イライラしてしまい、「早く」と言ってしまいたくなる気持ちはわかります。
でも、この時期はできないことが大切なのです。
できないことがあるから、できないことの気持ちがわかり、他にできない子にも優しくできるようになります。
遅くて待たせてしまったり、うまくいかない時に、「助けて」と声をかけられる環境をつくることが大切です。
一人ではやくできることは、この時期は必要ではないため、「◯◯しなさい!」といって形にはめることは、簡単ですが、こどもたちがチャレンジする気持ちややる気をなくしてしまいます。
あまり体験をしていない赤ちゃんでも、できることがあります。その小さなステップをチャレンジする環境を作っていくこと!その小さな挑戦に挑む我が子の様子を楽しみましょう。
もちろん、集中できるお部屋が大切です。TVがついていたり、おもちゃが散らばっているといったことでは、そちらの方が気になってしまい、なかなか集中できません。
意欲的に育てるための環境づくりにお金はかからないため、すぐにでもそんな部屋を作りましょう。