こどもが悪魔になる部屋になる法則があるのがご存知でしょうか?悪魔にする部屋の特徴があるのです。みなさんのおうちはこんな風になっていませんか?今回はそんな悪魔を生み出す部屋の法則をご紹介します。

おもちゃが遊んだままになっていたり、脱いだ洋服が床に落ちていたり。
散らかった部屋で食事をしていたら、目に入ってきたおもちゃが気になり、集中してごはんを食べている場合ではありません。
わたしはたくさんの保育園で食事の風景を見てきました。その時にある傾向に気が付きました。
それは、きれいに整頓されている中で食事をしているところはこどもたちが落ち着いています。逆に整理されていない園は落ち着きがないということ。これは、何度行っても、先生が変わっても、こどもたちが変わっても同じ結果でした。
食事は五感をフルに使ってするもので、たくさんの感性を豊かにする時間です。
散らかった状態では、人間はストレスを感じることが立証されています。さらに、やる気や創造力なども鈍らせてしまうため、食事をする空間を片づけることはこどもにとっても大人にとっても大切なのです。
まずは片づけやすい環境にすること。簡単にしまえる場所がありますか?使っていないおもちゃをそのままにしていませんか?
箱を色分けしたり、ラベルを貼ったりして、モノの定位置を決めてあげて、それを習慣づけさせることが大切です。
でも、おなかがすいているときはなかなかそんな流暢なこともいっていられないので、引き出し1段の収納ケースを用意して簡単にしまえるようにしましょう。必ず遊んだ後にしまってから食事という習慣をつけると、片付けている間に、心も穏やかになり、消化吸収酵素も出て、食べる準備が整いますよ。

食環境がこどもを天使にも悪魔にもします。まずは環境を整えることからはじめましょう。